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2012年06月01日

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

伯耆大山山系の一角である甲ヶ山(かぶとがせん)・矢筈ヶ山(やはずがせん)を周回縦走してきました。

お日柄もよく、快適な縦走となりました。

山歩きには今がもってこいの季節ですね。

梅雨に入るとジメジメ、梅雨が明けると暑い。

今回のコースは樹林が多いので暑い時期でも割と快適に歩けるかな。

山頂でまとわりついてくる虫は少し鬱陶しいですが・・・




part1は→こちらから

一昨年の矢筈ヶ山・甲ヶ山縦走は→こちらから



甲ヶ山を後にして矢筈ヶ山へ向かいます。

甲ヶ山~矢筈ヶ山間がこのルート中では核心部分となります。



まずは甲ヶ山の東斜面を下って行きます。

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

岩稜の急斜面です汗

足の踏み場に困るような感じではないです。

前回は登りだったんですが、やはり下りのほうが慎重になりますね。



小矢筈と甲ヶ山のコル部にのぞく大山。

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

もう6月だというのに北斜面は残雪がまだまだありそうです。

このトラバースは一ヶ所だけロープが張られている場所がありますが

注意して進めばさほど危険はないような感じです。



            ここから小矢筈へ急斜面を登っていきます。

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

            潅木の枝の力を借りながらグイグイと登っていきます。            



急登を上りきった所が小矢筈のピーク。

残念ながら大山本峰は見えませんが展望は抜群です。


小矢筈頂上からの甲ヶ山キラキラ

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

そう、あの右側の斜面を降りてきたんですよねビックリ

でも、実際にその場に立ってみるとそんなに急な感じはしませんでしたが・・・



小矢筈からまたまた急傾斜を下っていきます。

先程の甲ヶ山側からの登りと少し違って岩稜の斜面となります。

足場の状態は非常に良いのでサクッと下れます。

岩が濡れていたりすると要注意です。



下りきると今度は矢筈ヶ山本峰への激登り汗

距離が短いので救われます。



登りきった所が・・・ 矢筈ヶ山山頂クラッカー

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

甲ヶ山の頂よりも広いのでのんびりするにはもってこいですね。

休日の山頂はきっと人が凄いんでしょうね。

展望もわりといいんですが、やはり甲ヶ山の展望にはかないません。



だんだん近づいてきた大山本峰キラキラ

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

そういえば・・・ このルートで一気にユートピアまではまだ歩いていませんね。

ぜひ一度歩いて見なければ。



矢筈ヶ山から小矢筈を見ると・・・

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

もの凄い所を越えてきたように見えますね。

こちらも実際歩くとそれほどには感じませんでしたが。



ピークはこれにて終了。

後はほぼ下るだけなので気は楽です。



            ブナの古木林

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

            トレイルは歩きやすく快適になってきました。

            大休峠~矢筈ヶ山はメジャールートですからね。



快適なトレイルに気を良くしてグングンと下っていきますダッシュ


そして・・・


大休峠

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

ここで大休止としましょう。

川床方面から来られたハイカーさんからの情報によると

本日同じルートで縦走されている方がおられるようです。

どうやらわたくしよりも1時間早く船上山を出発されたとか。



            川床方面へ向け再び出発            

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2


大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

展望の無いルートなんですが・・・ 癒しのトレイルですねキラキラ

疲れも吹っ飛びますニコッ

石畳が濡れている時は滑るので要注意です。

まだ残雪もありました。



香取分岐

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

本来ならば川床まで行きたい所ですが、川床から香取間の環状道路が

現在通行止めなので今回はここから香取へ下っていく事にします。

意外にもこのルートを歩くのはお初です。



気持ちの良い広葉樹林帯キラキラ

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

緩やか~な下りで非常に歩きやすいトレイル。

川床コースもいいけど香取へのルートもこんなにいいコースだったんですね。



あっという間に林道合流地点

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

一応、ここで『歩道』は終わりです。


しばし廃林道を歩き・・・


林道分岐

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

一応、これにて縦走部分は終了となります。

ここまでは車で入ってこれるようで、数台の車が止まっておりました。

さて、ここから下道を歩いて戻ります。



未舗装林道がやがて舗装道路になり・・・

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

木々に日差しが遮られ、快適に歩けます。



香取から大山

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

香取からの環状道路は車の通行もまばらなのであまり気を使わずに歩けます。

晴れてはいますがカンカン照りではなく、気温も高くないので

すこぶる快調に歩く事ができます。

前回(一昨年)は暑くてしんどかったなぁ。



環状道路を船上山へ向けて右折です

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2


大山環状道路には、至る所にこのようなものが・・・

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

『ツールド大山』

大会か何かあるんでしょうか。


あともう一息

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

木漏れ日の中、最後の力を振り絞って・・・



というわけでスタート地点である船上山東坂登山口へ到着

大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2

ロングハイクとなった今回の周回縦走は終了です。

お疲れ様でした。







やはり、甲ヶ山をからめる縦走はどうしても周回になりますね。

性格的に同じ道を戻るルートをとるのが嫌いな人なので(笑)

ペース配分、こまめなエネルギーチャージもうまくいったようで

思ったほどの疲れも無く歩ききれました。

気温がさほど高くなかったのも良かったようです。

水分の消費も思ったより少なくてすみました。


魅力いっぱいの甲ヶ山ですが・・・

甲ヶ山だけを極めたいのであれば船上山からのコースがお薦め。

矢筈方面からのピストンだとちょいとハードかもしれませんね。

距離的には矢筈方面からの方が近いみたいです。

矢筈側からの甲ヶ山の山容もすばらしいのでこちらからも捨て難いんですが。

どちらからのコースにせよ歩きがいがあり満足できると思います。

周回の場合はやはりスタート地点まで戻るのがネックになります。

わたくしの場合は迷うことなく歩きですが・・・汗


頻繁な山行ができていないので、少し山感が鈍ってきているようです。

身近に登れる山も大切にしていかねば・・・





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 大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 (2012-05-26 21:40)

この記事へのコメント
こんばんは。

ぐるっと周れたのですね^^。
よく歩かれますねー^^!

矢筈ヶ山は一向平から登ったことがあります^^
でも周回となると大山側(香取)に下りるのですね。
いろいろ、勉強になります。

ここからユートピアは親雪ピーク~振子山が危なそうな感じですが、このルートも面白そうです。

縦走となると怖そうな岩場もありますが、それもそれで楽しめそうだし
山の中は緑がきれいで気持ちいいですね^^
Posted by ぴょんたん at 2012年06月01日 22:47
ぴょんたんさん こんばんは

この界隈はルートが豊富なので組み合わせでいろいろ楽しめますね。
一向平からのルートは大山滝までしか歩いた事がないので
ここは歩いておきたいところですね。
親指ピークを絡めるコースもお気に入りのコースなんですが
ちょっと一般的ではないかな。

自分たちで楽しめる範囲で余裕を持ったプランをたてると
より一層楽しめると思います。
(頑張って早起きしましょう)
Posted by ランチ里山ランチ里山 at 2012年06月02日 23:30
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大山山系縦走 甲ヶ山~矢筈ヶ山 part2
    コメント(2)