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2012年03月07日

積雪期の伯耆大山へ part2

冬の伯耆大山(弥山)へ登ってまいりました。

平日にチャンスが訪れたのは幸いでしたね。

週末は冬季とはいえかなりの登山客で賑わうこの山。

加えてスキーヤー、スノーボーダーも入り混じってしまうのです。

今回出会った方、すれ違った方は十数名ほど。

山頂までマイペースで登る事ができました。



part1はこちらからどうぞ



今回、登ってくる間に3名程のハイカーさんとすれ違いました。

弥山に到着した時には一人おられました。

6合目からの登りの時に振り返ると数名が登ってこられているようでした。

無雪期にはいつもにぎわっている山頂はひっそりでした。



さて、ランチにしましょう食事

積雪期の伯耆大山へ part2

条件によってはランチせずに下山の覚悟もしてましたが

最高のランチタイムでしたね。

頂上避難小屋は一階から入れるようになってたようですが

中は真っ暗とのこと。


好条件を予期していなかったのでカップ麺だけでもと

ザックに放り込んできましたが・・・

こんなことならしっかりランチを準備してくればよかったですね。


風も無く、穏やかな山頂。

ここがあの大山とは思えませんよね。


今日ここまで来られた数名が皆

山頂石碑の上に積もった雪の上でランチされてました。



            本日は縦走路方面へ行かれている方はおられないようです。

            少しだけ剣ヶ峰方向へ足を踏み入れてみましたが・・・

積雪期の伯耆大山へ part2

            一歩踏み出すと軽く膝よりも上まで沈み込みました汗

            弥山三角点ピークまで行ければな~と思ってましたが・・・            
            
            ラッセルすれば行けないことはないですが今回はやめときます。



大山北壁を登ってこられた方がラクダの背の手前辺りからこちらへ向かってきます。

縦走路もかなりのラッセルを強いられているようです。



雲海に浮かぶ烏ヶ山キラキラ

積雪期の伯耆大山へ part2


米子市街地方面は・・・

積雪期の伯耆大山へ part2

こちらも雲海キラキラ


見渡す限りでは、今立っている大山本峰と烏ヶ山以外は全て雲の下。

中国山地もほぼ雲海の下に沈んでいます。

まさに『孤島、大山』って感じですね。



かなり長い時間を頂上で過ごしました。

いつまでたっても景色は変わりませんでしたね。

まだまだここに居たい気持ちはありましたが・・・

下山しなくてはいけませんよね。

思う存分、心行くまで満喫できましたニコニコ



下山・・・しましょう。

積雪期の伯耆大山へ part2

雲海の中へ飛び込んで行くように・・・



東大山山塊もキラキラ

積雪期の伯耆大山へ part2

三鈷峰(中央)の左側に甲ヶ山、すぐ右に見えるのが矢筈ヶ山ですね。

登りでは雲の中でしたが雲が少し下がったようです。



8合目から6合目への急斜面を下っていきます。

積雪期の伯耆大山へ part2

ここは慎重に行きましょう。

雪面のコンディションは登りの時とさほど変わっていないようでした。

さすがに急な部分はヒールステップで降りていくことはできないので

アイゼン全体を効かせてゆっくりと降りていきます。



            『雲海の入り江』ですねキラキラ

積雪期の伯耆大山へ part2

            こんな雲海って珍しいんじゃないでしょうか。

            さほど数多く大山に登っているわけではないんですがそんな気がします。



それでもアイゼンへの雪ダンゴが付着するようになってきました。

雪ダンゴがかなり醜く歩きにくくなってきたので外します。

多少滑りますがこのほうが歩き易いかな。



名残惜しみつつ雲海の中へ。

積雪期の伯耆大山へ part2




雲の層の下に出ました。

積雪期の伯耆大山へ part2

雲の層はさほど厚くないようです。

あとはひたすら下るのみダッシュ



石段のあたりにはこんな場所も・・・

積雪期の伯耆大山へ part2

『電線注意』ですビックリ

積雪が多いために手の届く所に電線があります。

雪の多さを物語ってますね。



戻ってきました。

積雪期の伯耆大山へ part2

初の積雪期の大山。大満足でした。

下山後、大山寺橋からは米子市街地も見えてました。

雲の層の下は比較的穏やかだったみたいですね。






登り始めは展望は全く期待してませんでした。

晴れの予報はある意味当たってましたね。

山頂からの絶好の景色を見ることができましたが

ちょっと予想外の展開でした。

雪の白、雲の白。かなり眩しかったなぁ。

下界からはまさか大山が雲の上に浮かんでいるは思ってもいなかったでしょうね。


急速に雪融けが進んでいるようです。

まだ3月初めなのに・・・

チャンスがあればもう一度残雪期に登ってみたいですね。

今回ほどの絶好のロケーションは期待できないでしょうけど。





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Posted by ランチ里山 at 20:32│Comments(6)大山
この記事へのコメント
素晴らしい!!!
この一言に尽きますね

雪山登山の良さが存分に感じ取れました
もちろん危険も隣り合わせなんでしょうけど…

雲海の入江、本当に入江みたいですね
白濁色の海に浮かぶ島とでも言いましょうか

あと、雲海をバックにしたカップ○ードルの画像はCMみたいで個人的にインパクト大でした

今日、泉山に行って来ました
登り始めが昼過ぎになってしまい、時間も掛かってしまったので(恐らく)7〜8合目辺りで撤退してしまいました
駄目です、ヘッポコですね

僕もいつか雲海の上からの景色を眺めながらランチしてみたいものです
Posted by まめすけ(及び、だめすけ) at 2012年03月07日 21:12
まめすけさん こんばんは

雲上でのひと時は最高でしたね。
簡素なランチが何倍もおいしく感じました。

雲海はほんとにすばらしかったですよ。
これが本当の意味での雲海なんでしょうね。

泉山、途中撤退は残念でしたね。
もう少し時間に余裕をもって登ると、心にもゆとりができます。
ゆとりある登山のほうが楽しいですしね。
Posted by ランチ里山ランチ里山 at 2012年03月08日 21:22
こんちは!(^^)!

絶景の大山レポ 楽しませて頂きました♪


こんな晴れた景色はなかなか出会えないかもしれませんね~

曇っててもいいや・・・と余裕の構えが良いでしょうか!(^^)!


 安全に行けそうなタイミングでいつか登ってみたいと思います♪
Posted by piyosukeファミリー at 2012年03月10日 14:13
こんにちは ランチさん

今年はなかなか大山に行くチャンスがありません。

良いですね~ こんな感じの頂上台地は、あまり見たことが無いです。
風が無いのは 最高にノンビリしてしまいますよね~。

そろそろ私もカップ麺に変えようかな~。

急速に雪が無くなって行っているのに、天候が悪くて 予定の山行は溜まる一方です。

明日は免許の書換えなので、帰りに県南の低山にでも行こうかなと思います。
Posted by km-surfkm-surf at 2012年03月10日 17:19
piyosukeファミリーさん こんばんは

こんな雲の無い快晴の空(大山より上)を見たのは久しぶりですね。
冬ならではのクリアで澄んだ空にも大満足でした。

晴れるか晴れないかは運次第。運を味方につけましょう(笑)

冬の大山はファミリーでお気軽に、とはいきそうにはありませんが
いつかチャレンジしてみてくださいね。
Posted by ランチ里山ランチ里山 at 2012年03月10日 20:58
km-surfさん こんばんは

冬の大山らしからぬ穏やかな頂上台地でした。
風対策はばっちり準備していったんですが、要らぬ心配だったようです。

今シーズンは満足に雪山が楽しめていなかったので
その分、今回の大山で少しは払拭できたようです。
今シーズン歩きたかったコースは、変わりにkmさんに歩いていただいたということで。
Posted by ランチ里山ランチ里山 at 2012年03月10日 21:09
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