久しぶりの蒜山~中蒜山雪山登山~
ご無沙汰しております。
半年以上のブランクがありましたが・・・
積雪期の蒜山に登って参りました。
県北界隈は昨年よりも雪が少ないようです。
寒波の緩みを狙いましたが、天気は文句なしでした。
前回の冬の中蒜山登山は→
こちらから
この日の朝はかなり冷え込んだようで
蒜山の国道の温度計はマイナス12度を示しておりました。
ささっと準備をしていざ出発です
トレースはないようです。
ラッセル確定ですね
雪の量はともかくとして、年末年始の寒波の影響で気温が上がらないせいもあり
雪質はさらさらのパウダースノーです。
徒渉が何ヶ所かあるのでまずはつぼ足で。
積雪は20~25cmといったところでしょうか。
雪が重くないのでさほど苦ではないです。
蒜山はこれまでに多々歩いているんですが
中蒜山登山口から登るのは実に
この時以来。
約3年ぶりですか・・・
第一徒渉地点。
積雪が多くなるとわかりにくくなるという渡渉の場所も
わかりやすかったですね。
3ヶ所の徒渉を終えて3合目。
ここでワカン装着です。
(徒渉のたびにワカンを外すのがめんどくさいので)
パウダースノーなのでワカンを付けてもかなり沈みます。
つぼ足よりはかなりましになりましたが。
注:この後、もう一ヶ所徒渉がありました
尾根取り付きまで来ました。
思いのほか時間がかかりました。
ここで一回目のエネルギーチャージです。
朝はかなりの冷え込みだったようですが天気が良く風がないので
早々にジャケットは脱ぎ捨てました。
さて、ここからはひたすら尾根に沿って登っていくのみです。
中蒜山登山道はここからが本番です。
ここまではウォーミングアップ??
新雪のラッセル登りはキツイ
蒜山三座中、最も展望が良くないと言われる中蒜山登山道ですが
落葉している季節はそうでもないんですよ。
4合目少し上からこんな感じです。
このコースは針葉樹林帯と落葉樹林帯が交互になってます。
落葉樹林帯にさしかかると明るくなり、展望が開ける所が多々あります。
天気も良いし最高ですね。
5合目の蒜神社。
この辺りは比較的なだらかな緩斜面なので快適なスノーハイクといった感じです。
しばらく緩やかな登りの後には急斜面が待っています
ここで激斜面に備えて2回目のチャージ。
そして稜線尾根へ向けての登りが始まります。
疲労が蓄積されつつある時間帯にこの登りは少々キツイかな
時より振り返ると見える蒜山高原の展望が癒される。
頂上稜線が近くなると低潅木となり標高が高いせいもありかなりの積雪。
雪崩に注意の斜面やね。
やっとの思いで頂上稜線へ。
さすがに稜線尾根は積雪量豊富。
分岐標識も完全に雪の下。
さて、山頂までもう少し。
潅木の張り出しを避けながら・・・
積雪のせいで稜線がやせ尾根になってます。
もう少ししたら雪庇も発達してきそうな感じ。
避難小屋も見えてきました。
一瞬、先行者のトレースかと思いきや・・・
どうやら小動物だったようで。
やっとのことで中蒜山の頂
久々の頂ですが天気も文句なし。展望も文句なし。
ラッキーでした。
中蒜山からは大山本峰が見えないのが少し残念ではありますが。
正面には上蒜山 そして矢筈ヶ山~船上山のラインもくっきりと
今回はゆっくりランチは避けて軽食で済ませる事に。
が、山頂は風はさほど強くないものの冷たい風が体温を奪っていきます
そんな時の為の・・・ 頂上避難小屋。
絶景を見ながらとはいきませんが風を避けられるのはありがたい。
というわけで・・・
ホッと一息です
頂上でのひとときを満喫した後は・・・
正面に下蒜山を望みながら下山します。
自ら描いたトレースに沿って・・・
縦走路合流地点からの蒜山高原
山頂からの蒜山高原一望もよいですが
ここからの展望も好きですね。
恐ろしく時間のかかった登りも下りはスイスイ
自分が歩いてきたトレースがさほど乱れてなかったので気付かへんかったけど
よく見ると見慣れぬ足跡が・・・
どうやら後続にハイカーさんがおられたようです。
気付いたのは縦走路出会いまでの急登の部分。
頂上稜線までは上がってきてなかったみたいですね。
サクサクっと下って1合目までおりてきました。
気付いたら結構雲が広がってました。
登山口まで戻り本日のハイク終了。
お疲れ様でした。
久しぶりの登山でした。
天気も良くサラサラのパウダースノーのラッセルはかなり満足できました。
久々やのに絶好のコンディション
やっぱり山登りはやめられへんなぁ。
毎度の事ながらこのまま一気に復活とはいきそうにもないんですが・・・
チャンスができればどんどん登ってやろう。
ブログにての報告はかなり遅れる事になりそうです。
(ちなみにこの中蒜山はお正月明けでした)
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